Snowshoeing | |
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東篭ノ登山 | 2010/02/14 |
群馬県吾妻郡嬬恋村/長野県東御市 [2227m] | 所要時間:4時間31分 |
スノーシューで2000m超の世界へ | ※GPSログ記録なし |
![]() ■Introduction 前回、スノーシューで八海山神社まで登ってみたところ、これが想像以上に楽しかったため 再度スノーシュー登山をしてみたいと思うようになりました。 しかし、栃木には『スノーシューで手軽に登れて、かつ展望のいい山』はあまりありません。 日光の山は急峻ですし、那須は冬山初心者が一人で挑むのにはハードルが高い気がします。 そこで、山関係の書籍で他県のスノーシューコースを調べてみたところ 「スノーシュー・コースプランGUIDE」で紹介されていた東篭ノ登山が候補に挙がってきました。 コースの難易度はあまり高くなさそうですし、天気が良ければ山頂から北アルプスが望めそうです。 よし、ここに決めた! 距離はちょっと遠いですが、今回は嬬恋村まで遠征することにしましょう。 ※今回はGPS記録がないため、地図や歩行ルートを載せておきますね。まず、地図はこちら。 大きな地図で見る 歩行ルートはカシミール3D(カシバード)で見るとこんな感じに。 ![]() 高低差と所要時間(休憩時間含む)は次のようになりました(同じくカシミール3Dを利用) ![]() (上記2画像共に、国土地理院発行の「数値地図50mメッシュ(標高)」及び「数値地図25000(地図画像)」を使用) ■遠出した時は、やっぱり地元の特産品を食べたいものです 当日は寝過ごして(またか…)5時半に慌てて車に飛び乗りました。 自宅から東北道→50号→北関→関越→上信越と乗り継いで アサマ2000パークスキー場を目指します。 ※ここからしばらく登山とは関係ない話が続きます。時間のない方は飛ばして下さい。 このルートを通る時は、いつも途中で上信越道の甘楽(かんら)PAに寄ることにしています。 ここは取り立てて何があるわけでもない普通のPAなんですが、スナックコーナーのメニューが ちょっと気合い入ってるんですよね。 ![]() メニューはこんな感じで(携帯で撮影)、ここの一番の売りは地元産の豚である "上州麦豚"を使用したカツ丼になります。去年の四月の九州旅行の時にここに立ち寄って 上州麦豚ソースカツ丼を食べて以来、このPAはとてもお気に入りになってしまいました。 ----- と、ここで過剰に期待されても困るので断っておきますが、 上州麦豚のメニューがめちゃくちゃ美味いと言いたい訳じゃないですよ。 (PAのスナックコーナーで食べるカツ丼としては上位の部類に入るとは思いますけど) そうではなくて「地方のSA/PAはやっぱり地元の特産品をウリにしてなんぼ」だと思うんですよ。 首都圏から延々と高速を走っていって辿り着いた先のPAで、何の特色もないメニューや 地元と全く無関係のメニューが並んでいたら、やっぱりガッカリするじゃないですか。 九州旅行の時も、本州に戻ってから入ったどこかのSAで、長崎チャンポンとか、佐世保バーガーが メニューにあった時は、何とも言えない気分になったものです。 さっき本場で食べてきたばっかりなのに… こんな長崎と縁もゆかりもないところで"長崎名物!"とか言われても…ねぇ。 地元産の何かを食べさせようという気はないんですか?と思わずにはいられませんでした。 その意味だと、ここは店舗の外にズラリと"上州麦豚"ののぼりが並んでいまして、もう全力で ここの特産は上州麦豚ですよ!とアピールしまくり。 少なくとも地元産の食材を味わって欲しいという意図は十二分に伝わってきます。 そして、こうやって、前向きというか、積極的に営業してますよ、という姿勢を見せてくれると こちらも「よっしゃ、いっちょ食ってやるか!」という気になるものです。 地方のSA/PAなどは、SA/PAという立地条件の有利さにただ乗っかっているだけで、 あまり前向きに営業しているとは思えないようなところも多いですけど ※この前も、栃木の某SAで、観光客とおぼしき人がスナックコーナーのメニューを見て 「何も(食べたいものが)ない…」と呟いていましたが、深く同意すると共に、地元民として 何か申し訳ない気分になりました。 観光客を失望させてどうするんだよ… 観光立県を目指すなら、まず足元を固めるところから始めるべきでしょう。 ホント、そういう後ろ向きなSA/PAには、甘楽PAのこの姿勢を見習って欲しいものです。 …って長々書いておきながら 今日食べたのは「ばかうま丼」だったりするんですけどね(´ー`)y─┛~~ (上州麦豚じゃないのかよ!) ちなみにこれは要するに焼き肉丼で、ばかうまというほどでもないような(笑)ちょいウマですね。 でもやっぱり、ここで食事するのは気分がいいです(^-^) ----- 佐久インターを降り、スキー場へのアクセス道路であるチェリーパークラインをひた走ります。 ここは距離12kmで約1000m上昇するというかなりの傾斜でして、圧雪路になっていたため レビン君のスタッドレスでは何度かホイールスピンしたりして、ちょっと怖かったりしました。 夏タイヤではたぶん上れないと思いますので、スタッドレスかチェーンの準備は忘れずに。 ところで、実は今日は上信越道から見た冠雪の浅間山があまりに綺麗で、 初めて見たこともあって圧倒されるほどの迫力を感じましたので、急遽予定変更、黒斑山に登って この浅間を何としても写真に納めねば!と思っていました。 ※黒斑山の登山道入口(車坂峠)は、アサマ2000パークスキー場のすぐ手前なのです。 でも、やはりみんな同じ事を考えるものですね。 高峰高原ビジターセンターの駐車場は既に登山者の車で一杯でした。 まあ、出遅れてもう9時過ぎですからしょうがないか… 無理に停めるのも何なので、ここは当初の予定通り東篭ノ登山に向かうことにしましょう。 アサマ2000パークスキー場到着、9:27。 ![]() 冬山登山にしてはだいぶ遅い時間になってしまいました。 しかも今日の天気予報は晴れのち曇り。 青空が見えているうちに、どこまで登れるかが勝負なのです。 急いで準備して、すぐに出発しましょう。 ■高峰温泉を通って池の平へ ここから、まずはゲレンデの上にある高峰温泉を目指します。 冬場は高峰温泉の宿泊客の送迎のために、スキー場から温泉まで雪上車が走っていますので その雪上車の走行ルートを歩かせてもらうことになります。 ![]() ※この雪上車のルートがどこにあるのか書いてあるサイトが少なかったので、補足しておきますね。 駐車場からスキー場のメインストリートをゲレンデに向かって歩いて行き、適当なところで 右に折れて、各建物の裏側に回り込みましょう。そこに雪上車の走行跡があるはずです。 あとはそれをゲレンデ方向に辿っていけばOK。 ちなみに僕はゲレンデで迷って、結局スキー場の係員さんに訊きました(汗) 親切に対応してくれてありがとうございました。 途中で上級者コースの横を通ることになりますから、傾斜はそれなりにきついです。 登りに夢中になって、雪上車の接近に気づかないことがないように注意して下さいね。 ゲレンデを登り切り、雪上車の跡を辿っていくと、やがて高峰温泉に出ます(10:06) ここから、東篭ノ登山の登山道入口がある池の平湿原まで4kmほど林道を歩くことになりますので 満を持してスノーシューを装着しました。 ![]() 左奥に見えるのが今日の目的地である東篭ノ登山。その山腹を左上方向に林道が横切っているのが 分かりますでしょうか。ここから一旦山頂直下を通り過ぎて左側にある池の平湿原まで歩き そこから右方向に折り返して山頂を目指すことになります。 で、この林道歩きが予想外に気分爽快!だったのでした。 歩き出して五分も経つと、そこに広がっていたのは意外なほどの好展望。 ![]() クリックで拡大(3351*600 813KB 画面下スクロールバーで右方向へ) 市街地は遙か雲海の下。空はまだ十分青いですし、日差しは穏やかで風もほとんどありません。 スキー場の喧噪も遠くなり、静かな林道を一人ポクポクと歩いていると、この雪山独特の雰囲気に すっかり飲み込まれてしまって、自分が自然と一体化したような気にさえなってきます。 この林道歩きだけで今日の行程は終わりにしてもいいと思うほど。 雰囲気を満喫したくなって、思わず何度も立ち止まってしまいました。 ※帰宅後に調べてみたら、この「湯ノ丸高峰林道」は 夏場は景観の良さで人気のある林道なんだそうで。 それも納得ですね。夏は夏でまた爽快な景色が見られるのでしょう。 道中では高峰温泉の宿泊客と思われる家族連れや、早くも下山中の(?)登山者の方などと すれ違いました。足下はスノーシュー、ツボ足、と様々でしたが、特に気持ちよさそうだったのは やっぱり山スキーの方々。下り行程がより楽しくなりそうでいいですよね! 来年はトライしてみたいなぁ… でも、そのためにはまずゲレンデスキーから始めないと(^^; ※恥ずかしながら、僕はスキー全くダメ(ほとんど経験なし)なのです。 ----- さて、そんな楽しい林道歩きを続けること約1時間。11:10に、池の平湿原に到着しました。 ![]() 湿原方向には幾筋ものトレースが続いています。僕の目的はあくまで東篭ノ登山ということで 湿原には立ち寄りませんでしたが、後で上から見た感じでは、スノーシューイングにぴったりの スポットのように見えました。樹氷も綺麗ですしね。 雪の降らない地方の人なら、家族で高峰温泉辺りに宿泊して、ここまでスノーシューイングに 来たりすると、お子さんも大満足の旅行になるかも、と思ったりしました。 さてさて、いまだ登山道入口にも辿り着いていませんが、文章が無駄に長くなってますね(^^; 画像も多いですので、続きは後編に記載します。 後編へ> |