みなもするデッドニングなるものを、われもしてみんとてするなり。 ということで先日ドアのデッドニングを行いましたので、工程をご紹介します。 ちなみにデッドニングした最大の理由は、カーオーディオの音質向上目的ではなく "ドアの開閉音を高級っぽくしたい"からでした(笑) ちなみにデッドニングをするのは初めてなので 材料はエーモン製のものを使用することにしました。 デッドニングキット、\8,854也。 本当はあまり好きじゃないんですけどね、エーモンの商品は… 実質的に独占企業であるのをいいことに(?)無駄に高いものが多い気がします。 実際、ある程度大きなホームセンターであれば、エーモンと同じ材料が エーモンよりはるかに安く売っているのをよく目にしますからね。 ただ、このキットに限って言えば、それなりに妥当な価格だとは思います。 それと、今回はついでにスピーカーも換えたいので KENWOODの17cmコアキシャルスピーカー「KFC-RS17」も同時に購入しました。 またスピーカーの取り付けに当たっては取り付けキットが必要なため そちらはcarrozzeriaのUD-K101を利用することに(1枚目の画像に写っているものです)。 お値段はそれぞれ\8,906と\2,797でした。 ----- さて、材料も揃いましたので作業に入りましょう。 最初の工程はドアの内張りをはがすことです。 ※このページに限ったことではないですが、個人的には素人の車いじりはお勧めしません。 特に整備書なしでの作業は無謀だと思います。大抵はパーツを破損するでしょうし 特に電装系などでの作業ミスは、最悪車両火災や事故に繋がりかねないからです。 もし自分でもデッドニングなどをしてみたいと思う方がいらっしゃいましたら 以上を十分に考慮の上、自己責任でお願いします。 レビンのドアの内張りは、最終的には手前側に引いてクリップを抜いたのち 上にスライドさせて引き抜けば外せます。 と言っても、当然その前にいくつか外さないといけないパーツがあります。 順番としては… ■1 フロントドアロワーフレームブラケットガーニッシュ取りはずし ■2 フロントドアインサイドハンドル取りはずし ■3 パワーウィンドウレギュレータースイッチ取りはずし ■4 ドアプルハンドル&ドアアームレスト取りはずし となります。この中で特に注意が必要なのが2と3で、 まず2は、インサイドハンドルに付いている"ドア開閉&ロック用のリンケージ"が曲者で 外すのはなんてことはないんですけど、取り付ける時は作業スペースの狭さもあって かなり難しい作業になります。これが取り付けられないとドアロックができなくなるので 作業に手間取っているうちに日が暮れてしまうと最悪の事態に… また3は、取り付け用のツメが大分奥の方にある上に固いので 無理にこじて外そうとすると割れる危険性が大です。 ツメがどこにあるか把握してから、"パーツを外す"のではなく あくまで"ツメを外す"という意識で、慎重に作業した方がいいでしょう。 ----- さて、ここまで終ってしまえば、あとは内張り(ドアトリムパネル)を外すだけです。 クリップを全て外して、上方向にスライドさせてドアから引き抜きましょう。 ちなみにクリップは内張りの外側に付いているものと、内側に付いているものがあります。 内張りを上方向にスライドさせようとしても動かないなら、まだ外していないクリップがないか 確認してみて下さい。 そんなこんなで、第一段階の内張り外しは完了です。 う〜ん、さすがに10年落ちの車だけあって年期を感じさせますね…というか汚い(^^; 次回はここにデッドニングの施工を行います。 >>PART2へ |