
■Introduction
今年の年末は雲取山でテント泊をすることに決めました。
しかし思い起こしてみると、10/8の鹿島槍を最後に、最近は登山をしていません。
このままダラダラと日々を過ごして、それで突然雲取山テント泊、というのは無理があります。
そこで、足慣らしにどこか軽い山に出かけてみることにしました。
低山は冬枯れの寂しい景色なのでパス、雪のあるそれなりに綺麗なところがいいな、と考えた結果
初心者向けの雪山があったのを思い出したのです。それがこの北横岳でした。
それでは、今シーズン初の雪山散歩へ、いざ出陣!
■意外なほどの積雪量
写真が少ないので、今回は駆け足レポでいきますね。
ビーナスラインを走って「ピタラス蓼科スノーリゾート」の駐車場に着いたのは9時頃。
ちょうど昨日にかけて降雪があったこともあり、ビーナスラインはすっかり冬景色でした。
夏タイヤで登るのは無謀ですよ。雪山に挑むならスタッドレスは必須です。

北横岳へは、ここからピタラス蓼科ロープウェイ(現:北八ヶ岳ロープウェイ)で
アクセスすることになります。
なお、ロープウェイに乗らずにここから登っていくことも可能で、その場合は
ロープウェイの標高差466mがプラスされますから、山頂までの単純標高差が709mになり
ちょっとした本格登山になりますね。
この日も登っていく人を見かけましたが、僕にはそんな根性があろうはずもなく
そそくさとロープウェイ山麓駅へ…
始発を過ぎたためから乗客はまばら。全員で10人程度でしたでしょうか。

山頂駅に降り立ち、一歩外に出ればそこは坪庭です。
おっ、いいね! 思ってたよりもずっと雪山っぽいじゃないですか(^-^)

クリックでマップを拡大(460*576)
坪庭案内図にある通り、ここからは道なりに案内図の左上方面に進みます。
この時期はまだ積雪量が大したことないので、道は見えていて、迷う心配はまったくありません。

坪庭を抜けると樹林帯へ。
これまで頭上が開けていたこともあって、こうして樹林帯に入っていく時は
果たしてどんな雰囲気なのか、少しワクワクします。
何となく、遊園地のアトラクションに入っていくような気分でした。

そんな樹林帯はそこそこの急登。
でも、距離が短いので辛いという感じはありません。
無音の森の中で、冷たく澄んだ空気に包まれながら高度を稼ぐ行程を楽しむ余裕がありました。
やっぱり雪山はいいね!
■晴れそうなんだけど…

歩き始めてから50分ほどで、北横岳ヒュッテに到着。
この辺は風が吹かないこともあって休憩には最適です。
ここから山頂までが急登のため、アイゼンの着脱をしている方もちらほら見受けられました。
行きは休憩の必要を感じなかったため、山頂へ直行。
ここから山頂まではそれなりの斜度なので、時期によっては軽アイゼンが必要になりそうですが、
この日は前日に降った雪のおかげでキックステップがよく効いたので、つぼ足でOKでした。
15分ほども登っていくと…

はい、ここが北横岳南峰です(11:28)
天気そのものは晴れているんですけど… ひっきりなしにガスが流れてきて展望はありません。
う〜ん、ちょっと残念。
それと、今日は気温そのものは-5℃程度ですが、北西方面からかなり強い風が吹いていましたので
吹きさらしの山頂に長居してガスが切れるのを待つのは無理でした。
ですので、展望は諦めて、即座に北峰に向かうことに。
ここから北峰までは樹林の中を5分も歩けばたどり着けます。危険地帯もまったくなし。

というわけで、11:33、北峰に到着。

ご覧の通り、北東方面はバッチリ晴れております。

一方、お隣(北西)の蓼科山はこの有様。
この山頂付近のガスが流れてくれれば、北アルプスまで一望できるのですが…
あと一息といったところなんですけどね〜!
■下山後はお約束の展開に
冷たい風に耐えてしばらく待ってみましたけど、結局ガスは消えてくれませんでした。
北アから南八ヶ岳までの大パノラマを見ることはできませんでしたが、まあこんな日もあるさ。
景色自体は綺麗でしたし、今日は雪山足慣らしができただけで良しとしましょう。

下りもアイゼンなしで駆け下りて(と言いつつ一度転倒)、あっさりと山頂駅に帰ってきました。
たまにはこういうライトな登山も悪くないですね。
最近はいつもいつも疲労困憊になっていて、娯楽というより修行寄りになってますので(^-^;
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ところで、帰りのロープウェーの中からふと蓼科山を見上げてみると…

ガビーン!
そこには今まさに晴れ渡らんとしている山頂があったのでした。
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