10km Marathon | ||
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第34回 鹿沼さつきマラソン | 2014/05/11 | |
(栃木県鹿沼市) | ||
初めての大会 | ※GPSログ記録なし |
■Introduction 定期的に走る習慣ができると、マラソン大会にも出てみたいと思うのが人の性。 ということで初めての大会として選んだのが、この鹿沼さつきマラソンでした。 ハーフもある大会ですが、今回は初めてなので10kmを選択。 地元で近いですし、RUNNETの大会100選に選ばれていることから運営に不安もなく、初大会の舞台にはまさにピッタリの大会でした。 ■素晴らしい晴天、だが暑い! さて、今回は初大会ということなので、全体の流れを少し詳しく書いてみたいと思います。 初めてマラソン大会に出るに当たって具体的にどうすれば良いのかを詳しく紹介されているサイトというのはあまりないようで、自分も戸惑いましたので、初心者向けのご参考までに。 ----- 当日朝、自宅から電車で会場近くのJR鹿沼駅に向かいます。 (なお、持ち物については他サイトさんの丸コピペになってしまうのでここでは書きません。紹介されているサイトは多いのでググってみてください) まず気になっていたのは「現地までどういう服装で行くか」で、自分は走るウェアの上にジャージを重ね着して行ったのですが、 実際に電車で観察してみるとジャージやウィンドブレーカーなどいかにもそれっぽい(走りに行くぞ!的な)服装の方が約半分、もう半分は普段着といった様相でした。 初めから走るのに近い格好でいけば着替えの手間が省けますが、走り終えた後に買い物や観光を考えているなら普段着の方が便利な気がしますね。 また、靴もランニングシューズを履いている方と、普段使いの靴を履いている方に分かれます。 今日はピーカンなので自分はランニングシューズで来ましたけど、雨などで路面が良くないなら替え靴がいるでしょうね。 鹿沼駅からは送迎バスが出ているため、参加者が列をなしています。 私は10kmマラソンなので体力的に余裕があり、会場は遠くないので歩いていくことにしました。 駅前の道をまっすぐ進んで会場へ。会場までは20分ほどです。 ちなみに駅前から会場までは結構な下り坂になっているため、行きはいいですが帰りは結構脚にきます(笑) 会場入りすると、そこは多くのランナーや応援のご家族で賑わっていました。 初めての大会なのでちょっと緊張します。自己流でちょっとしか走っていない自分がこんなところにいていいのだろうかと思ったりも…(;・∀・) なお、この会場のグラウンドの座席スペースは広くなく、舗装されているところも少ないので、雨の日などは地面が泥濘化して悲惨なことになるようです。 何か対策が必要ですね。今日は晴れていてラッキーでした。 さて、この大会はゼッケン事前送付、当日受付なしなので、スタートまではすることがありません。 周りの皆さんはウォーミングアップに余念がない様子ですが、自分は集合時間までのんびりしようと思っていました。 ところが… 今日の空は素晴らしいまでに晴れ渡り、そして当然の結果として気温はぐんぐん上昇し出しました。 そして何より、5月ともなると日差しが強烈。 しかし、今日は愚かにも帽子を持ってきませんでした。 これは普段の運動で帽子を被る習慣がないからですが、しかし普段はこんな炎天下で1時間も走ったりしないわけで、無対策だと熱中症で倒れるんじゃないかと不安がよぎります。 そこで、走り終えてから受け取ろうと思っていた参加賞を、先にもらってしまうことにします。 というのは、今年の参加賞は帽子なんですよ。これは本当に助かりました。 (周りにもこの帽子を被っている人がたくさん(笑)) それで、荷物もちょっと増えたことだし、荷物は預かってもらうことにしました。 ここでの荷物預かりのシステムは、\200でビニール袋を購入して、そこに荷物を入れて預ける方式。 上の写真の通り、ビニール袋はそんなに大きくはないので、あまり大荷物は持ってこない方がいいですね。 (なお、ここもそうですが、貴重品は預かってもらえない大会も多いので、鍵などは身につけて走るなど工夫が必要です) そうこうしている間に時間が近づいてきたので、スタート地点に移動します。 この鹿沼さつきマラソンはゴール地点(会場)とスタート地点が違い、ゴール地点は高台にあります。 したがってゴール直前はかなりの登り坂になるため、その余力を残しておかなくては…と思いながらスタート位置へ。 全体のペースがどの程度なのか分からないので、最後尾からスタートすることにしました。 --- やがて号砲が鳴り、いざレース開始! 初めてのマラソンにありがちなのが「周りの速いペースについていってしまってリズムを崩す」ことだと聞くので、あせらずマイペースで…と注意していたところ、後方集団は意外にもかなりのスローペース。 「へえ… こんなペースで大丈夫なのか」なんて思っていましたが、最初の1kmが8分台、次の1kmは7分台。そして10kmの制限時間は70分。 えっ、間に合わないじゃん! Σ(゚Д゚||) よくよく見ると、2km過ぎにはもう歩いている人もいます。 そうか〜、全員が全員完走を目指しているわけじゃないんですね。最低限のペースは維持しなくては。 コースは町並みを抜けて川沿いへと延びていきます。川はよく整備されているし、遠くには山々が見える気持ちの良いコースでした。 また、沿道は応援してくださっている近隣住民の方でいっぱい。町を挙げて盛り上げていこうという意気込みが感じられます。 素晴らしいですね!(゚∀゚) 加えて、給水所も多く、途中ではホースで水をかけてくれる住民の方もいらっしゃいまして(これは助かりました)、暑い中でも問題なく走り続けることができました。 最後の500mにおよぶ鬼坂を何とか歩かずに登り切り、制限時間2分前にギリギリゴール! 危なかった…(;・∀・) ゴールしたらランナーズチップを返却し、完走証を受け取ります。 完走証は会場でもらえる場合と後日郵送の場合がありますが、ここは即時発行でありがたいです。 この後は預けてあった荷物を受け取り、はるばる賞のさつきの苗木をいただいてから 体育館で着替えをして家路につきました。 ■大会を振り返って こうして終わった初めてのマラソン大会。 最初は何かと不安なものですが、そういう意味でもこの大会を選んだのは正解でした。 当日は行って走るだけで案内は分かりやすく、トイレや給水所の数も十二分に用意されていてストレスも皆無。 何一つ困ったり悩んだりすることなく終えることができ、関係者の方々には大変感謝しています。 評判が良いのも納得でした。 日々ジョギングをするのが習慣になっても、大会に出るとなると躊躇する方も多いと思います。 でも実際に出てみれば、(自分のようにまずは完走を目指すという層からすれば)思ったほどストイックなものでもなく、むしろお祭りのような印象。 一人で走るのは好きじゃないけど、こうして市民の方々が応援してくださっている中で走るのはとても面白いものでした。 ということで、悩んでいる方はぜひ、この鹿沼さつきマラソンから大会に参加し始めてみてはいかがでしょうか。お勧めですよ! |