ディーラーでの点検待ち中に何気なく車雑誌をパラパラめくっていたら ディーキャトロの「グランドエフェクター」なるパーツの紹介文が目に入ってきました。 床下の空気の流れを整流することでダウンフォースを発生させる効果があるそうで、 この手の空力制御系のアイテムには弱いこともあって、あっさり購入を決意。 しかし実際のところ、グランドエフェクターにはレビン対応品がなかったため 同じコンセプトであるMEC EYEの「UFS(UnderFloor Spoiler)」をゲット。 ジャリ駐である自宅駐車場で取り付けは怖すぎるので、ディーラーでの整備の時に ついでに取り付けを頼んでみたところ、快く了解してもらいました。 ※ちなみにこのUFS、カタログ上ではFZ(AE110)は対象になっていませんでしたが 問い合わせたところFZにも取り付け可能とのことで、実際に取り付けはできました。 ただ、ディーラーさん曰く、FZにはフロントのスタビライザーがない関係で(?) 角度は一定以上には上げられないということでした(可動域の半分までしか変えられない)。 とはいえ、角度は上げすぎるとただの抵抗にしかなりませんから、 FZでも実用上は問題なく使えると言っていいでしょう。 ----- さて、取り付け後の感想についてですが… ます確かに効果はあります。僕は通勤区間の半分が高速道なので効果が分かりやすいのですが (というか、一般道で効果を体感するのは困難でしょう)、直進、コーナリング共に 以前よりは安定性は向上しました。特にコーナリングは、具体的な数字は出しませんが 明らかに以前より早く曲がれるようになっています。 ただ、劇的な効果、と言えるほどではないですね。 グランドエフェクターの方の解説(だったかな)にもありましたが、このアイテムは どちらかと言うとミニバンや軽のようなフニャフニャ足の方が効果が体感しやすいように 思います。うちのレビンもノーマルのへたったサスだったら分かりやすかったんでしょうけど 今はそれなりにカチカチになっちゃってますので、空力だけで劇的に変化するほどの 余地はないようでした。 ちなみに、デメリットとして懸念される「騒音の増加」と「燃費の悪化」については、 まず騒音の方は大きくなった感は全くありません。燃費の方も、この取り付け前後で意識して バラツキがでないように走ったのですが、数字上では特に変化は認められませんでした。 (燃費は走り方や渋滞で簡単に1〜2km/Lくらい変わっちゃいますから、 素人が厳密に比較するのは困難ですね。なお、長期的なスパンで比較すると 運転技術の向上のためか、取り付け後の方が燃費が良くなってしまっている始末) …ということで、取り付ける車によって効果が千差万別になりそうなアイテムですので 購入の際はその辺はよく考慮した方がいいと思います。 個人的には以前よりスムーズに走れるようになったので満足(^-^) |
MEC EYE UFS | |
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品番 | UFSTO-00103 |
部品代 | \13,800 |
技術料 | \3,880 |
満足度 | ★★★★☆ |