うちのレビン君は黒ボディです。 ですので、必然的に夏場の車内の温度はとんでもないことになります。 最初のうちは耐えて乗っていたんですけど、例えば買い物に出かけた時などは 店の前に15分停めただけで、もう乗りたくないほど暑くなるような有様で、 さすがに我慢の限界を越えましたので、フィルムによる断熱を計画しました。 そこで、どうせならいいものを…ということでいろいろ調べたところ フロント3面用の透明断熱フィルムについては、国産に良いものが多々あるので 選ぶのは苦労しなさそうです。 ※なお、フロント3面に関しては、たとえ透明フィルムでも、保安基準の絡みがありますので 貼り付けた場合は、車屋さんによっては点検や車検を通してくれなくなることがあります。 (特にディーラー、中でもトヨタ系は厳しい) 施工してもらう場合はその点に十分ご注意下さい。 一方、問題なのはリア3面用の着色断熱フィルムでした。 こちらは、断熱性にとことんこだわるとなると、アメリカのSolargard社製である 「Quantum(クァンタム)」もしくは「Titanium(チタニウム)」で決まりのようです。 ところが、クァンタムシリーズは施工が技術的に難しいため、 カー用品店はもちろん、カーフィルム専門店でも取り扱っていない事が多く 雑誌やネットで探す限り、地元では施工できる店が見つかりませんでした。 (栃木の車屋さんにかたっぱしから電話すれば、施工してくれる店が見つかったかも知れません。 でも、どれだけ労力がかかるか分かりませんし、第一、このインターネット全盛時代に ホームページすら持っていないお店というのは、個人的には信用できません。 それはつまり、よほど技術に自信があって固定客と口コミだけでやっていけると思っているか、 もしくは単に店主が時代についていく気がないかのどちらかということです。 前者ならいいですが、後者はちょっとな…と思いますね) そこで、毎日毎日ネットとにらめっこした結果、最終的には 山形県のクサカベ石油さんにお願いすることにしました。 山形には行ったことがなかったので、一度行ってみたかったんですよね。 そんな訳で山形まで一泊二日の観光旅行としゃれこみました。 と言うか、フィルムを貼ってもらうのに一泊二日なんて、もうアホの所業ですね(笑) ちなみに、道中のSAで名産を食べたり、裏磐梯ドライブを楽しんでいたりしたら 旅費だけで\50,000を越えました_| ̄|○ 施工の様子は、クサカベ石油さんの「ブログ」か「カーフィルム施工」をご参照下さい。 ※作業して頂いたのは2007年7月末です。 ----- さて、実際に装着してのインプレですが、まず断熱効果は確かにあります。 車外で直接日光を浴びた時と、ガラス越しに日光を浴びた時とでは、その差は歴然としていました。 実際のところ、車内の場合はボディから侵入してくる熱が多いので ガラスだけを断熱すれば万全、という訳ではないですけど 例えば夏場では、今までエアコンを3段階中の2〜3段階にしないと辛かったところが 1〜2段階で走れるようになったりしています。これだけで大分快適になりました。 また、フィルム貼り付け面を車内側から見た時に、透明度が保たれているのはありがたいです。 上の写真の通り、助手席側のガラスと、リアウィンドウやクォーターガラスの透明度は 見た目ではほとんど変わりません。 夜間走行時も全然問題なしです(・∀・) 費用は工賃を含むと\50,000を越えましたけど、全6面にフィルム貼り付けで しかもリア3面はクァンタムでこの値段というのは、冷静に考えるとお買い得ではないでしょうか。 クァンタムを貼っているレビンは希少でしょうから(笑)ちょっとしたステータスにもなりますね。 お気に入りです。 |
Solargard Quantum / IKC Sylphide | |
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品番 | HP Quantum-28 / FGR-300 |
部品代 | \56,160(技術料との合算) |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★★★ |