LEDランプ製作にも慣れてきたので、今回はメーターランプをLED化してみます。 出来るならメーターごとオプティトロンに換えてしまうのが理想ですけど DIYでオプティトロンメーターを作成するのは難易度が高すぎるので まずはLEDで、少しでも現代っぽく(?)してみましょう。 さて、LEDランプに交換するためには、まずメーターを車体から取り外す必要があります。 (純正のバルブの位置が分かっているのなら取り外さなくてもOK) そしてメーターを外すには、インストルメントクラスターフィニッシュエンドパネルと 同センターパネル、及びインストルメントクラスターフィニッシュパネルを 外すことになるのですが、エンドパネル・センターパネルはともかく フィニッシュパネル(メーターASSYの手前にあるパネル)が外れないんですよね〜 他のレビン乗りの方のサイトを見るとよく"知恵の輪状態"なんて言われてますけど 最初に外す時はまさにそんな感じで、どうやってもひっかかって外れなかったりします。 FZはステアリングがチルトしないこともあって、これを外すのは極めて困難ですね。 パーツ破損が怖い方にはとてもお勧めできません。 ----- そんなこんなでどうにか外したメーターASSYの背面を見ると、緑色のソケットが4つあります。 このソケットに純正バルブ(T-10)が付いているので、LEDランプと交換しましょう。 ソケットは回せばすぐ外れますから作業としては容易ですが、一つ問題なのが メーターASSYを車体から取り外した状態では極性が分からないこと。 (よく見れば分かるのかな?) 極性を間違ってLEDランプをショートさせると悲しいので、LEDランプには 逆流防止用のダイオードを接続しておいた方が賢明ですね。 ----- 肝心のLEDの方は、角形2.5.7白色LED(LP-S257W4)を使用してみました。 2個直列で、小型1/4W 430Ωの抵抗と、逆流防止用に1N4148を採用。 この適当なはんだ付けがたまりません(笑) 実際の明るさの方はと言うと、 うん、まあまあかな。 一応、拡散のために全面をペーパー掛けしてあります。 ----- それでは、いよいよメーターASSYにLEDランプを取り付けて、点灯させてみましょう。 期待通り明るく白いメーターになるでしょうか…? ありゃりゃ… 明るさにかなりムラが出てしまいました_| ̄|○ 写真だと分かりにくいですけど、タコの2000rpmと4000rpmとで明るさがまったく違いますね。 色合いは悪くないんですけど、如何せん拡散性が低過ぎるようです。 しかしウェッジベースのLEDで拡散性を高くするのは至難の業。どうしよう… |
自作 LEDメーターランプ Ver.1 | |
---|---|
品番 | --- |
部品代 | \600前後 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★☆☆☆ |
前回のLEDメーターランプVer.1の失敗以来、 寝ても覚めても「LEDの光を拡散させるにはどうするか?」を考え続けてきました(笑) 最初はFluxLEDでどうにかできないかと考えてみたんですけど FluxLEDをT-10に載せるのでは、スペース的な面で全方向拡散は厳しそうです。 そこで、今回初めて3mm広角砲弾型LEDを使用してみることにしました。 3mmLEDは、単純な明るさだけで考えれば、Fluxはおろか5mm砲弾にも劣りますけど T-10に載って、かつ光が全方向に拡散するように設置できるのは3mmしかなさそうだからです。 ----- 使用したのはLP-3HWAで、これを3個直列に接続します。 3mmLEDは小さいため、T-10ウェッジベースではスペース的に余裕がありますので それぞれのLEDを平行ではなく斜めに傾けて(テトラポッドのような感じで)配置します。 更に今回は拡散キャップも使用して、とにかく光が広がることを最重要視します。 拡散キャップにより多少明るさは損なわれますけど、前回に比べて1灯増えていますから 前回と同等の明るさは保てると思うんですよね。 点灯試験の結果がこちら↑ うんうん、いいんじゃないですか(・∀・) 光の広がり方が電球チックになってきましたね。 それでは、いよいよメーターに組み込んで点灯させてみます。 (゚∀゚)キタコレ!! 今回は成功でしょう♪ まだ少しムラが出てしまっているものの、前回とはムラも明るさも雲泥の差です。 これでようやく同乗者がいるところで点灯しても恥ずかしくなくなりました。 (前回のは、自分で見てもこれは…と思わずにはいられなかったので) それだけでも個人的には大満足です(笑) |
自作 LEDルームランプ Ver.2 | |
---|---|
品番 | --- |
部品代 | \840前後 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★★☆ |