自作 LEDエアコンパネルランプ

今回のLEDエアコンランプは、自分で言うのもなんですがかなりお粗末です。
まあ、出来栄えが悪くても他の人が気づかなければ良し、という事で…(^^;

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事の起こりは、以前に実施したメーターランプのLED化でした。
以前は、メーターもエアコンランプも電球でしたから、統一されているだけ
まだ良かったんですけど、メーターランプをLED化して白くしたら
エアコンランプのこの暗くて古臭い色↓が妙に気になるようになってしまって…

純正電球…暗い…

こりゃないだろ…ってことでここもLED化してしまうことにしました。

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さて、まずはインストルメントクラスターフィニッシュセンターパネルを外して
構造がどうなっているのか見てみます。
すると、エアコンパネルはT-5の電球1灯だけで照らしていることが分かりました。
暗いのも納得ですね…

そこで、まずはT-5のLED球を作ろうとしてみたんですけど
電球ソケットの位置は高さに余裕がないので、置き換え用LEDは小さく作らなければならず
そうすると今度は明るさを確保するのが大変で…なかなか思うようにいかないのです。

そうして悪戦苦闘しているうちに、ふとあることに気付きました。
僕は今、T-5ウェッジ球の互換LED球を作ることが目的じゃないんですよね。
単にエアコンパネルが明るくなればいいんです。となれば
別にT-5に縛られる必要はありませんよね。縦方向にはスペースはないけど
横方向のスペースは広大なので、横に拡張すればいいんだと。(気付くの遅い…)

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そんな訳で、T-5ウェッジベースは単に電力供給する端子として使用することにして
LEDはウェッジベースには載せず、パネルの床に直置きすることにしました。
使用するLEDは、スペースと明るさを考慮して白色5mm砲弾LED(LP-50SW3)に決定。
このLEDは拡散性に乏しいので、拡散キャップを被せています。
これを3個直列にして、1/4W 180Ωの抵抗で電流制御。もちろん逆流防止用に
整流用ダイオード(1N4007)も繋いでいます。

LED配置

いかにも適当に見えますが(^^; 実用性だけ考えたらこれで十分。
ちなみに後ろや床に貼ってあるのは反射用のアルミテープです。
実際にエアコンパネルを取り付けて点灯させてみると…

LED化完了!

おお〜、いいじゃないですか(゚∀゚)
一枚目の画像とはえらい違いです。LEDの配置が適当なので若干ムラは出ていますが
気になるほどでもなく、何よりこの色と明るさがクールでお気に入り。
それに、こういう地味なところであっても、LED置き換えにより
着実に省電力化に進んでいるのが嬉しいです。
(もともとの電球が1.4Wで、LED化後は0.24W。約1/6になりました)

しかしこうなってみると、今度は「A/C」とか「ECON」の色が気になってきたり(^^;

自作 LEDエアコンパネルランプ
品番---
部品代\250前後
技術料---
満足度★★★★★

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