DIARY  2014/07
2014/07/25
毎年恒例の夏休み登山を終え、北アルプスから帰ってきました(やけに早いな…)

今年もルート選定に悩みましたが、去年の雪辱ということで表銀座は外せず、それでいて裏銀座はもうしばらく行きたくないので、折立から雲ノ平経由で槍に行き、表銀座で中房温泉を目指すプランにしました。

ちなみに出発前には「今年は新穂高温泉にはエスケープしない」と、あえてフラグを立てていこうか悩んでいたりw
このルート上でエスケープするとしたら新穂高温泉しかないんですけど、新穂高温泉に行ったのはもう7回くらいで、また行くのはちょっと…
車が長野側にあるので、戻るのが大変ですしね。

で、7/20に穂高の駐車場に車を停めて電車で富山へ。
(穂高に停めたのは最後に中房温泉からバスで帰ってくるからですが、松本に停めてバスで高山に行き、高山から電車で富山の方が楽かも?)
7/21から入山しました。さて、結果はどうだったかというと…

薬師峠・テント場

7/21、薬師峠でテント泊(OK!)

雲ノ平・テント場

7/22、雲ノ平でテント泊(OK!)

双六小屋

7/23、双六でテント泊(OK!)

新穂高温泉

7/24、なんということでしょう、新穂高温泉ではありませんか w(°o°)w


…今年は、7/23の夕方までは天気は良かったんですよ。

風雨の中を行く

でも肝心の西鎌越えの7/24はこの有様。去年も見ましたよねこんな天気。
雨はともかく風が強いんではどうにも…
他のパーティも槍を断念して下山していたりしまして、自分が行けるとは思えませんでした。
(翌日は晴れ予報でしたから停滞もありなのですが、日数が足りなくて)

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ただ、トータルでいうと今年の縦走はそれなりに満足できました。
目的こそ達成できなかったものの、雲ノ平もそこそこ晴れでしたし、それに7/23には

鷲羽岳山頂からの360°パノラマ
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鷲羽岳でこんな景色も見られました。
鷲羽も2011年からずっと登りたいと思っていた山の一つでしたから、初めてその山頂を踏んでこの景色が見られればもう言うことなし。
なので、去年のようにただ無念だというわけでもなく、多少は納得して帰路につけたのでした。

また、薬師周辺は他のエリアと違って日帰りが困難なためベテランさんが多く、マニアックな人と話せて刺激になり楽しかったです。
高天原や水晶に行くのは当たり前だし、赤牛に行きたいんですよね〜って平然と言っている方もいます。
薬師峠で隣になった単独男性は、上高地から入って欅平まで行くとか。超人過ぎるだろ!(笑)
5泊6日の計画で長期縦走だぜ!とか思っていた自分が恥ずかしくなるレベルでした。
しかもこの方は最短ルートで抜けているのではなく、昨日も雲ノ平→高天原→大東新道経由でここに来たということで、このくらいの境地に達すれば見えるものも違うんだろうな、と思ったりしました。

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それにしても、毎年毎年こうして西鎌に阻まれると、この時期の西鎌越えは無理があるのでは、と思えてしまいます。
海の日連休の頃はまだ天候も安定しないし、残雪も多くて微妙な時期なんですよね。
来年以降は槍をまたぐプランは止めようかなと。

それに、長期縦走に対する装備の見直しもまだまだ不十分なようです。
去年の反省で荷物の軽量化、省スペース化は進みましたが、まだイーサ―70がパンパンで…
重いから疲れる → バテて食欲がわかない → 食事が足りないからパワーが出ない、の悪循環です。

食糧計画はもう抜本的に見直した方がいいかな…
道中の山小屋でのお昼、たとえば

太郎平小屋のカレー

太郎平小屋のカレーや

三俣山荘のオムライス

三俣山荘のオムライスはおいしくいただけるのですが、自分で持って行っている主食(アルファ米やレトルト、ラーメン)は全然食べる気がしなくて。
去年もこうでしたから、持参している食料はデッドウェイトも同然です。
それならいっそのこと、邪道ですが食事は極力山小屋に頼るのも、北アルプスではありかな…と思ったり。
7袋持っていって6袋持ち帰ってきたアルファ米がなくなるだけでも、ザックがかなり軽くなりますからね。

2014/07/07
昨日7/6は、群馬県・嬬恋村で開催された「第7回 嬬恋高原キャベツマラソン」に参加してきました。

第7回 嬬恋高原キャベツマラソン

前日まで雨で、当日の天気も危ぶまれましたが、実際にはご覧の通り。
この時期にしては珍しく好天に恵まれました。

ただ、人生初のハーフマラソンにここを選んだのはやっぱり無謀でして…

梅雨の間は天気が悪いので運動したくない → しかし運動していないと夏の縦走がキツイので何か運動はしなければ → ハーフマラソンにでも申し込めば参加せざるを得なくなるな → 縦走まで時間がないからハードなところにするか

という流れでこのキャベツマラソンを選んだのですが、「日本一、ハードなロードレース」という謳い文句は伊達ではありませんでした。

第7回 嬬恋高原キャベツマラソン

とにかくね〜、坂しかないんですよ(;・∀・)

第7回 嬬恋高原キャベツマラソン

21km中、平坦なところは3kmくらいしかないんじゃないの!?と思うくらい、常に登っているか下っているかです。
今回の目標は歩かないことだったんですけど、10kmの先、折り返しに向かう50mほどの登りで足が終わりました(笑)
後はもう下りだけ走って、登りは歩くというグダグダっぷり。
結局、2時間36分というハーフマラソンとは思えないタイムでの完走…というか完歩になりました。

アップダウンが激しいのは知っていましたけど、6月の忍野で一応トレイルを走ったんだし、ロードなら余裕だろ…と思ったのが甘かったです。
手元の計測だと、忍野(ショート)の累積上昇量が483mなのに対して、今回の嬬恋は548m
いやいや、なんでトレランよりきついんだよ!(^-^;
548mあったら余裕で筑波山に登れます(笑)

…ということで、見事に爆沈して帰ってきました。
今日はもうふくらはぎが信じられないくらい筋肉痛ですけど、これは狙い通りいいトレーニングができたという証なのかも。

大会運営はさすが大会100選に選ばれるだけあって完璧で、素晴らしい大会でした。
今回は悔しい結果でしたから、来年こそは完歩ではなく完走できるようにと、早くもリベンジしたい気分で一杯になっています。
また、今年は土曜日が雨で当日の会場入りになりましたが、来年はできれば前日入りして観光したいものです。
万座温泉や嬬恋牧場を廻って、バラギ高原キャンプ場で前泊なんてできたら最高ですね。

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ところで、そうこうしているうちに夏のロング縦走まであと二週間を切りました。
行き先は悩みましたが、今年も北アに! 去年の無念をどうにか晴らしたいものです。

※スマホからアクセスされる方が多いので、現在ページレイアウトを改装中です。試行錯誤しているので環境によってはかえって見づらくなるかもしれません。すみません。


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