DIARY  2013/07
2013/07/26
今朝、長野の山旅から帰ってきました。

今年の夏休みは、折角の九連休をいかして長い山行をしようと考えていました。
コースをどうするかは悩みに悩んだあげく、できるだけ長く、かつ実現可能な計画として
裏銀座から入山 → 雲ノ平に寄り道 → 表銀座で下山、というコースを選びまして…

高瀬ダム

7/21、高瀬ダムから入山しました。ここまでは良かったのです。しかし…

新穂高温泉

7/25、なぜかここに下山。
というのも、二日目の午後からずっと雨でして(><)

山の中で四日続けて雨に降られたのは初めての経験でしたけど、
いや〜、とんでもないですね… 最後はもう何もかもびしょ濡れでした。
登山道には濁流が流れてるし(^-^;
一応、西鎌も1/3くらいまでは進んだのですが、硫黄の頭を過ぎた辺りからはもう暴風雨で
身の危険を感じたため、表銀座側に出るのは諦めて新穂高にエスケープすることに。

ということで、久々に山の厳しさに打ちのめされてきました。
後半はビショビショ&視界ゼロ&荷物重いの三重苦で、本当にテンション低かったです。
でも、これはこれでいい経験になったかな…
雨対策にはかなり気を遣っていたつもりだったのに、まだまだ不十分だったのも分かりましたし
この辛い体験を今後に繋げていければいいか、と、今は思っています。

西鎌にて

あ、ただ、花々はこれまでの北アルプスで一番きれいでしたよ。
晴れていればさぞや…と思う光景が随所で見られました。
盛夏に向けて徐々に散っていってしまうと思うので、花好きの方はこのチャンスを逃さずに。

2013/07/07
昨日で関東甲信は梅雨明けしたそうです。
今年は異様に早いですね。気象庁のやることだし、にわかには信じがたいですが…

ともあれ、梅雨明けしたからには山だ!ということで、今日は富士山に行ってきました。

この富士山山行、動機は世界遺産登録とは関係なく、先日からの体力トレーニングの一環です。
1月の雪山教室で吉田口一合目から五合目(佐藤小屋)までのルートを知ることができたので
今回は一合目から山頂まで登ってみよう、というのが目標でした。

しかし…
前日寝るタイミングをミスってしまって2時間ちょっとしか寝られなかった結果、
馬返しの駐車場を出て歩きはじめた時点で、早くも頭痛と吐き気が(;´Д`)
ものすごくペースをおさえて登っているのに心拍数も130〜140をいったりきたりで
この体調で富士登山はさすがに山をなめてるだろ… と、あっさりリタイヤになりました。

富士山、吉田口六合目からの展望
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ご来光がきれいだったので、一応六合目までは登りましたけどね。

この写真はもうだいぶ日が昇ってからなので平凡なものになってしまいましたが
(三合目でぶっ倒れていたタイムロスがなければ…)
この日、太陽が出る前の、空が明るくなっていく時の様子は本当にドラマチックでした。

空は赤から青までのグラデーションが本当に美しく、
また雲はまるでCGかのように鮮やかなピンクに染まっていて、
これまで見てきたご来光の中でも抜群にきれいだったと思うほど。

よく「富士山でご来光を見たら人生観が変わった」なんて話を耳にするたびに
いやいや、そんな簡単に変わらないでしょ! と内心思っていたりするのですが
初めての富士登山で初めてのご来光を見て、それが今日のようにきれいだったら
確かに人生観変わるかもなぁ… と、考えを改めさせられたのでした。


あ、ただ、このご来光を見られた人はそんなに多くなさそうです。
なぜなら…

山頂は雲の中

八合目から上は雲の中。これを見たのもリタイヤする理由の一つになりました。
何も見えないのが分かっているのにあと1,400m登るほどマゾではないので…(;・∀・)

ちなみに六合目の気温は、5時時点で日差しを浴びてもようやく15℃に届くかどうかというところ。
かなり強い風も吹いていましたから、あの雲の中にいた方々は
(濡れも加わって)夜のあいだは非常に寒かったのではないかと思います。
夏だからとか、下界は猛暑日だからとかは関係なく、防寒装備は万全に。


EXIT