DIARY  2013/06
2013/06/23
雪山教室の廣川さん・長谷川さんの件で、昔のワンダー×ワンダーを見直していたのですが
このワンダー×ワンダーを見るとやっぱり印象に残るのが
熊木杏里さんが歌うエンディングテーマ「君の名前」。


今日日、こうして言葉に意志を乗せて歌える人は稀少な気がします。
昔からお気に入りの曲ではあったんですけど、改めて感動したので…

熊木杏里さんのCD

ド━━━━(゚∀゚)━━━━ン!!

これでしばらくドライブのお供選びには苦労しなくてすみそうです。


■毎年恒例、男体山へ

都岳連・雪山教室の記事がまだ終わっていませんが、長くなるのでその前に別の話を。

GWに雪の北穂で悪戦苦闘していたのがつい昨日のようですが、もう夏山シーズンが間近に迫りました。
本格的に登山を始めてから四年目、今年は(自分としては)挑戦的な登山に挑んでみたいと思います。
夏の最終目標は、日本有数の急登である黒戸尾根、それに早月尾根の制覇(`・ω・´)

しかしそのためには、いうまでもなく体力の強化が必要です。
今年は雪山教室のおかげで例年より山には行けていますが、今の体力ではまだまだ。

ということで、6/9は恒例の男体山に行ってきました。
山渓の「日本の名急登100」にも選ばれたこの山は、近場でお手軽にトレーニングできて便利です。
ただ、目標の黒戸も早月も標高差は2,200m以上…
標高差1,200m程度の男体山を登り下りできたくらいで満足するわけにはいきません。
そこで、今回は登山道を二往復することにしました。

登拝門

1往復目のスタートは6:25。

男体山・山頂

山頂着が8:58。この日の朝は梅雨時とは思えないほど、空が晴れ渡っていました。

男体山から南方面を望む
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ちょっとモヤがかかってますけど、この時期としてはラッキーなほどの好展望といえるでしょう。
周囲の登山者もみな満足そうでした。

登拝門

そして下山が11:07。1往復目は4時間42分で終了しました。
体調や疲労面に特に問題はみられませんでしたので、予定通り2往復目にトライ!

登拝門

2往復目のスタートは11:22。
しかしやはり体力はだいぶ消耗していたようで、ペースは上がらないわやたら暑いわ…(><)
ここで無理に飛ばすと4年前の悪夢の再来になりそうでしたので、
17:00までに下山できればいいことにして、意識してペースは抑えて…

男体山・山頂

14:22、本日二度目の山頂にたどり着きました。
この頃になると周囲はガスに包まれ展望はゼロ。登山者のテンションもがた落ちです。
春〜夏にかけては、昼過ぎにはもう展望は期待できないので、頑張って早めに登り始めるのがお勧め。

で、下りは更にペースが落ちましたが、4年前のように自由落下になるほどバテてはおらず…

登拝門

最後は駆け下りで、16:46、なんとか門が閉まる前に帰ってこられました。
2往復目は5時間24分で終了。


2往復してみての感想としては、まず時間内に完遂できたのは収穫でした。
実はこの一週間前も男体山を1往復していて、1往復だけなら体力的には余裕だということは
分かっていたのですが、2往復目に果たしてどれだけペースが落ちるか不安でしたので…
気分的には疲れていたのですが、思っていたほど数字は悪くなりませんでした。

それと、脚力にはそれほど問題があるわけではないことも分かりました。
今年は年始から甲武信テント泊とか、自分にしてはきつい登山をしていたので(あれは辛かった!)
それなりに脚に力はついていたようです。

ただ、体力というか、心肺機能はまだまだだということも実感。
同じ日にトレランルックのお兄さんがやはり2往復(3往復かも?)していて、
あっさりぶっちぎられたのですが、この差は脚の差ではなくて心肺機能の差だと思うんですよね。
疲れない心拍数の上限は決まっていて(自分は130bpm)、この数字は上げられないので
ペースを上げたいなら、1心拍あたりの心拍出量を上げていくしかないです。
とはいえ、これは日々のジョギングなど、下界でのトレーニングでどうとでもできますから、
心肺はOKだけど脚に力がない、というパターンではなくて一安心でした。
頑張っていきましょう!

※余談ですが、男体山の1日での最高記録は4往復だそうで。
 4往復は死んでも無理ですが、来年は3往復できるようにしてみたいなぁ。


EXIT