2012/06/04 |
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梅雨入りする前に、少しでも多くの山に! ということで、相変わらず週末は山登りです。 この二週は、土日のどちらかに試験があり、もう一日で登山をこなさないといけませんでしたから 体力的にはなかなかハードな週末になりました。 まず5/26は初級ソフトウェア品質技術者資格試験を受けに東京に出向き、 そのまま弟の家で仮眠して、翌5/27に奥秩父の名峰・金峰山へ。 (ちなみにこの試験は確実に落ちました。うんちくは後ほど) 出だしはガスの中で、今日は修行登山かな、と思っていましたが… 山頂に着く頃にはそれなりにガスも切れてくれて、いい山行になりました(^-^) 次いで、6/2は、翌日にまたもや東京でTOEIC Bridgeの試験を控えているため 時間的にあまり長くならないところということで、近場の男体山へ。 男体山は逆に、登り始める頃はまだ晴れていたんですが… 山頂についた頃には視界はまったくなし。 僕はもう四度目なのでいいですが、初登頂だった人はちょっと残念だったでしょうね。 ちなみにこの時期の男体山登山は、自分の体力の定点観測という側面もあります。 これまでの記録を並べていくと… (2011年は震災の影響で中止) 2009: 7時20分〜14時36分(登り約4時間、下り約3時間) 2010: 7時36分〜13時01分(登り2時間46分、下り1時間50分) 2012:11時03分〜15時25分(登り2時間30分、下り1時間40分) となってまして、着実に早くなってきているのが嬉しいです。 ただ、下りはともかく、登りはやっぱりもう少し早くなりたいですね。 この日も単独のおっちゃんにぶっちぎられましたので… ■山の放射線量 さて、今回男体山に行ったのには、実はもう一つの理由があります。 それは、男体山の放射線量を調べたいためでした。 僕は栃木県民であり、福一の事故の影響で栃木の観光業界が大打撃を受けているのは知っていますが それでも、栃木にとって不都合なことを隠すつもりはありません。 地元の放射線量が高かろうが低かろうが、事実は事実として公表すべきです。 もし仮に放射線量が非常に高かったとした時に、それを知っているのに あえて観光客には黙っているのだとすれば、それは断罪されるべきでしょう。 自分の利益のために他者を犠牲にするなど、日本人として許されることではないのです。 公表されている放射線マップによれば、県の北側から西側にかけての地域は それ以外の地域に比べて、比較的、放射線量が高いことが分かっています。 そのため、奥日光の放射線量がどうなのかは、以前から気になっていました。 なお、自宅(大田原市)は、大田原としては低い方ですが、室外で0.18μSv/h前後。 ちなみに、先日の金峰山は、瑞牆山荘近くの駐車場で0.08μSv/h、山頂で0.10μSv/hと 特に心配する必要のない数値でした。 では、いざ奥日光での計測を開始――― まず、中禅寺湖脇の駐車場(湖畔第一駐車場)で計測してみます。 車を停めているのは屋内ですが、壁も窓もなく外と筒抜けなので、それなりに厳しい環境のはず。 果たして、どれだけ高い数値が出るのか… あれっ… たったの0.13μSv/h… ※ちなみにWikipediaによれば、日本はもともと年間で1400μSv自然被爆するようなので 単純計算すると、1400÷24(h)÷365(day)≒0.16μSv/hですから、 0.13なら平均より低いことになります。 まあ、ここは一応屋内なので低いのかな? と思いながら男体山の山頂へ。 10℃の山頂で、寒さに震えながら再度計測。 今度こそ高い数値が出そうですが、さて、結果は? ( ゚д゚ )… ( ゚д゚ ) 低い! 何でこんなに低いの?と思うくらいの数値になりました。 標高が高いので影響を受けにくかったのか、それとも風雨でだいぶ洗い流されたのか… っていうか家より低いじゃん。自宅にいるより男体山にいる方が安全ってどういうことだ(笑) 確かにこの数値だけを信じるなら、観光業者が風評被害だというのも理解できる気がします。 県北の山々はどうなんでしょうね? いつか那須連山も測りに行ってみることにしましょう。 |