Trekking
富士山   【日本百名山】2009/09/05
山梨県/静岡県 [3776m]所要時間:8時間3分
前回登山時は苦難の連続・・・今年は楽しく登りたいGPSログ記録はこちら(別窓)>>

2009/09/05の富士山 山中湖より
※当日朝8:01の富士山。画像は「山中湖村 - 絶景くんの富士山中継 - 現在の富士山」からお借りしました。

■Introduction

僕の初めての富士登山はちょうど二年前、2007年9月でした。
しかし、その道のりたるや苦難の連続… 
ろくに準備もせずに望んだためか、八合目からは息も絶え絶え。5分歩いて10分休むような有様でした。
下りも下りで、延々と続くブル道に気力を削がれ、何とか五合目に帰り着いた時には
もう口を利くのも辛いほど。
今思い起こしても、よくあの状態で栃木まで運転して帰ってこられたものだと思います。

あれ以来、もう二度と富士山に行くことはないなと思っていたのですが
今年になって、前回の同行者(弟)がまた登りたいなどと言い出しました。
行くのであれば、今度は楽しく登りたいですよね。
というわけで今回は、前回の反省を踏まえて、準備万端で望むことにしました。

まずは前回の反省点その1「体力不足」を克服することからです。
そもそも、普段ぜんぜん運動していない人間がいきなり富士登山しようというのは無謀すぎますよね。
そのため、今年は登山三ヶ月前から週に二度ほどジョギングを行い、
また事前に、大平山&晃石山・古賀志山・男体山・日光白根山・至仏山と登山を繰り返して
山歩きに慣れておきました。
これで前回よりはだいぶましになったのではないでしょうか。では、いざ行ってみましょう!



■登山前日

さて、一口に富士山登山と言っても、
1. 早朝出発→午後下山の日帰りプラン
2. 夕方出発→山小屋はスルーして夜間に登頂→翌日早朝下山の0泊2日プラン
3. 夕方出発→山小屋泊(仮眠)→翌日午前下山の1泊2日プラン
…などなど、プランニングは人によって様々です。

この中で最もメジャーなのが3.山小屋泊のプランだそうで、
これならご来光も見られますし、仮眠で少しは休めますから体力的にも楽そうです。

しかし、我々は前回も今回も「1. 早朝出発→午後下山の日帰りプラン」を選びました。
この日程だと山頂でのご来光は見られず、また登り→下りを連続でこなさないといけないため
なかなかキツい登山になります。
とは言え、栃木から3.のプランを使おうとすると
栃木→富士山までドライブ→頑張って山小屋まで登って仮眠→寝ぼけ眼で登頂→翌朝下山→
疲労困憊&睡眠不足で栃木までドライブ…となってしまって、むしろ余計辛い気がするんですよね。
前日に富士山周辺に泊まるようにすると、2泊3日になっちゃいますし。


そんな訳で、前日の9/4(金)は有給を取って、忍野八海を見たり
富士宮焼きそばを食べに行ったりした後、河口湖湖畔のホテルにチェックインしました。
(2日間の日程なのに土日ではなく金土にしているのは、下山翌日から筋肉痛になるので
 せめて翌日は休日にしたいからです)
余談ですが、夕飯はもちろん(?)「小作」のほうとうで決まり。
鴨肉ほうとうおいしいです(^q^)
しかし、かぼちゃが苦手な僕としては、かぼちゃの量が尋常じゃなく多くてちょっと閉口でしたが…
今度行ったらかぼちゃ少な目で、と頼んでみましょう。

食事の後はコンビニで明日の行動食を買い込んで、準備万端。
明日の朝は早いので、早々に寝ることにしました。
ちなみにこの日の河口湖の天気は晴れのち曇り、夜は雷雨にまでなりましたが
富士山の天気と河口湖の天気は別なので、気にしないで寝ます。
二年前もこんな感じでしたけど、五合目は快晴でしたし、
結局登ってみるまで天気がどうなるかは分かりませんからね。
なお、もし五合目が雨だったら、そこで断念して帰る予定です。



■当日 まずは五合目へ

登山当日に何時に起きるか考えていた時に、ふと閃いたことがありました。
今は9月、日の出は5時過ぎです。そして、河口湖口登山道では五合目を過ぎると
すぐに太陽が見える道に出ます。
ということは、日の出までにそこまで辿り着いていればご来光が見られるんでは!?と。

そこで、当日は3時に起床しました。4時に宿を出れば間に合うだろうということで
大浴場でくつろいだ後(←結局、これを後悔することになりましたが…)、準備を整えて
4時から五合目までのドライブを開始。

宿泊したのが河口湖の富士山寄りのホテルでしたので、スバルラインを通って
五合目駐車場の近くに着いたのが4時40分頃。これは行けるな!と思ったんですが
残念ながら五合目駐車場は満車で、結局五合目から1kmほど下の駐車場に停める事になりました。
あー、間に合わないよ…_| ̄|○
のんびり風呂に入っていたのが間違いでしたね、アホです。

でも、ご来光は見えないまでも、早起きはやはり三文の徳ですね。
スバルラインに入った頃はまだ真っ暗だった空が、高度を稼ぐとともに徐々に明るくなっていき
やがて、昨晩河口湖に雨を降らせた雲を眼下に望む頃になると、
雲一つなくどこまでも澄み渡った蒼い空に金星が輝いていて、それはもう綺麗なものでした。
やっぱりここまで昇ってくると、下界とは世界が違いますね。心が洗われます。

夜明け ― 五合目へ向かう道中にて
※五合目下の駐車場から五合目に向かう道の途中にて(クリックで拡大)

これから登る富士山もくっきり見えました。二年前といい今年といい、運が良いですね!
とりあえずしばらくは天気の心配をしなくてすみそうです。


さて、そんなこんなで五合目に着きました。
一般的には、ここですぐに登り始めずに、しばらく留まって高度順応してから
登り始めるのが良いと言われています。
たかだか数十分〜1時間程度で高度順応できるのか個人的には疑問ですが、そうは言っても
僕は男体山の2486m程度で高山病にかかった(…)というおバカな経験をしていますので、
念には念を入れて、ここで朝食を兼ねて1時間ほどブラブラすることにしました。

そうそう、朝食で思い出しましたが、今回は秘密兵器「アミノバイタル・プロ」を持参しました。
これは前回の反省点その2の対策です。あまりにも食事に気を遣わなさすぎたな、と…
折角、サポート用のサプリが売っているんですから、使えるものはどんどん活用することにします。
このアミノバイタル・プロは登山中の疲労と、後日の筋肉痛が和らぐという噂で、
果たしてどれほどの効果があるのか楽しみです。

また、今回の登山から、給水はペットボトルや水筒ではなく
Hydrapakの「リバーシブルリザーバー」を導入しました。
これは最近メジャーになりつつあるハイドレーションシステムというもので、
本体はザックに入れたままチューブだけを表に出すことにより、行動中にザックを下ろすことなく
給水できるという優れものです。
こちらにはエネルゲンを1.5L投入して、栄養補給は万全。



■登山開始!

では、いよいよ富士山頂を目指して登山を開始しましょう。
登山口を過ぎてちょっとした木立の間を抜けると、パッと視界が開けます。
太陽と雲海がきれいですね! 前回、初めてここを訪れた時はこの光景に驚愕したものです。
本当はここでご来光を見る予定だったんですが…まぁそれは次回のお楽しみということで。

まずは六合目へ

この六合目へのルートは、これからの過酷な行程の中で、唯一、気楽に歩ける部分で
特にこの出だしは下り坂ということもあって、ついつい速度をあげて速く歩きたくなります。
しかし今回は、意識してあえてゆっくり歩くことにしました。

これは前回の反省点その3です。僕は子供の頃、よく親に連れられて登山に行っていた影響で、
登山とは「さっさか歩いて、疲れたら休憩」の繰り返しだとずっと思い込んでいたのですが
前回の富士山で、この歳でその歩き方をしていたら上まで持たないことを痛感しました。

そこで先日の白根山登山から、とにかくゆっくり歩くように歩き方を変えてみたところ
これがビックリ、ゆっくり歩いていると全然疲れないんですね。
しかも疲れないということは休憩が要らないので、結果的に「さっさか歩き+休憩」よりも
速く目的地に到着したりして、明らかに自分としてはこちらの方がメリットが大きかったのでした。


そんなことで、歩幅も小さくし、2秒で3歩歩くくらいのペースでのんびり進みます。
(このペースでも、想定では登り4時間半、下り2時間で行けるはず)
五合目を出発してから約30分ほどで六合目に到着(6:31)。

六合目到着

ここまでは楽勝です。
(しかし、この「六合目」というのはある意味心理的トラップですよね〜
 五分の一進んだような気にさせますが、六合目の標高は約2400mなので、高低差で言ったら
 五合目(2300m)→山頂(3700m)の1400mのうち、たったの100mしか登ってないわけで…)

富士山は視界を遮るものがないので、この辺りからは常に山頂付近までが見通せるようになります。

山頂まで視界良好

こうして見上げてみると、大したことないような気がしますね。大したことあるけどね!



ここから七合目までは、つづら折の砂礫の道を延々登っていきます。
ちなみに、他のルートの事は知りませんが、この吉田口(※)の登山道の登りは
ずっとつづら折で、変化があるのは、道が砂礫か岩場かということだけです。
そういう意味では、登山として面白くはないかも。
※河口湖口は六合目で吉田口と合流して、以後は吉田口と呼ばれることが多いようです。

この辺りもまだ序の口。疲れている人もあまり見かけません。
たまに後ろを振り返ると一面の雲海が広がり、いい気分で登れる区間です。
およそ45分ほど歩いて、七合目の最初の山小屋「花小屋」に到着しました(7:18)。

七合目 花小屋前

ここは標高2700m(六合目+300m)。ペースは予想通りです。
ちなみに今日のような快晴の日は、日差しが結構強いので、風が吹いていないと
歩いている間は結構暑く感じます。防寒着を脱いでいる人も多いですね。
僕はと言うと、吸汗速乾性のアンダーウェア+これまた吸汗速乾性の
スポーツ用半袖Tシャツというかなり軽装でしたが、これで十分でした。

あ、でももちろん、防寒具は必須ですよ(僕は雨具で代用するつもりでしたが)。
場所によっては結構風が強いので、汗をかいたところに冷風を吹き付けられると
すさまじく寒くなって危険ですから。
それと、前述の通り日差しが強いので、日焼け止めも欠かせません。
個人的には日焼けは好きなので、できれば日焼け止めは使いたくないんですけど
前回日焼け止めなしで登ったら、下山後に顔から腕からひどい日焼けで大変なことになったので…



この七合目前後から岩場が多くなり、徐々に辛くなってきます。
これで混んでいたらペースが乱れて登るのが大変そうですね。
幸い、今回のような早朝発の行程は比較的人が少ないので、マイペースで登れて、その点は楽です。
と言っても先述の通りゆっくり歩いていますので、追い抜く人の邪魔にはならないように
道の端を歩いたりするなど、気を遣いつつ登っていきます。

途中でエネルギー切れにならないように、行動食も適宜採るようにしましょう。
のんびり歩きですので大休止は取りませんが、少し疲れてきたかなと思ったら小休止して
風景を眺めたり、給水したりして息を整えておきます。
無理に頑張って登ると、後がきついですからね。行程の山場はこの後ですので。


そんなこんなで、八合目最初の山小屋、太子館(3070m?)着が8:24。

八合目 太子館前

さて、いよいよここからが富士登山最大の山場になります。
(前回もここまでは快調だったんですよね〜、ここまでは…)

辛い理由はまず疲労。登り始めてから既に600m以上も上がって来ているわけで、
これはハイキングレベルの登山なら一山登っているくらいの高低差です。
更に、この辺りから空気の薄さが実感されてきます。平地と同じ感覚で歩いたものなら
あっという間に息が切れてしまい、歩くのがとても辛く感じます。
加えて、八合目から九合目まではやたら長いんですよね。
歩いても歩いても八合目。「あれが九合目か!?」と思って辿り着いたところが
本八合とか、八合五尺だったりするので心が折れます(笑)

今回はゆっくり歩きなので疲れてはいないのですが、少しでも呼吸が速くなったと思ったら
歩みを遅くして、とにかく息を切らさないように意識して歩いていきます。
個人的には、ハアハア言いながら速く登っていって
つづら折の角に着くたびに休止しているような歩き方はNGだと思います。
前回の我々の歩き方がまさにそれでしたので…
これは疲れるだけで、むしろ結果的には頂上に辿り着くのが遅くなりかねません。
もちろん休止が必要ないくらい体力のある方ならそれで構いませんけどね。

後ろを振り返ると、山中湖がはっきり見えます。今日は麓も天気が良さそうです。

山中湖方面の眺望

そして山頂方面はというと…

山頂はまだ遠く

大した距離じゃないように見えるんですけど、なかなか近づかないんですよね〜これが(^^;
とにかく、一歩一歩踏みしめながらゆっくり登っていきます。
この一歩一歩の積み重ねが山頂へと導くんだと思いながら。



この後は九合目を経て山頂(吉田口頂上)に至るのですが、いくら人の少ない時間帯とはいえ
山頂に近づけば近づくほどお疲れの人が多くなり、渋滞気味になってきたので
それらの人を避けるのが大変で、写真を撮っている暇がなくなってきました。
ですので、九合目はいつ通過したのか分かりません(汗)

※それにしても、座り込んだりしていかにも辛そうな人がずいぶんいます。
 富士山はツアーが組まれていたりして誰でも登れそうな印象がありますが、そうは言っても
 日本で最も高い山であることは間違いなく、決して楽な登山ではありません。
 疲労もそうですが、何より怖いのが高山病。今年もお亡くなりになった方がいるように
 なめてかかるとえらい目に遭います。きついようなら断念して下山するのもまた勇気ですよね。

さすがにここまで来ると、足にだいぶ疲労が溜まってくるのですが、
我々の「のんびり歩き」も、この辺になるとむしろ平均より速いペースになってしまっていて
九合目から先は、のんびり歩いているのに前の人に追いつく→前の人が道を譲ってくれる→
譲られたからにはいきなり休むわけにも行かないので、しばらくそのまま歩く→
前の人に追いつく→前の人が道を譲ってくれる→…という無限ループにハマってしまいました。
やっ、休めない!(笑) というわけで最後はなぜか耐久レース状態、息も絶え絶えで
なんとか吉田口山頂に辿り着きました。(10:50)

吉田口頂上

到着ー! あ〜、最後は疲れました…
でもやっぱりこの達成感は格別ですね! 二度目でもちょっと感動します。
下を見てみると…

登山道を見下ろして

登山のたびに思いますが、よくもまあこんなところまで登ってきたもんだ。

八合目太子館からここまで2時間25分。登り始めてからだと4時間50分。
想定(4時間半)よりは若干遅れましたが、僕らとしては十分満足すべきペースだと思います。
(というか、4時間半っていうのは適当に言ったんで(笑))
なにせ、前回は太子館から頂上まで4時間もかかりましたからね…
1時間半も短縮できたのは大きな進歩です。

前回からの改善点は先に述べた通り、1.体力強化、2.アミノバイタル導入、3.歩き方の改善、ですが
効いた順で言うと、3>2>1と言ったところでしょうか。
そんなわけでこの「ゆっくり歩き」は、体力に不安がある方にはお勧めです。
最後の無茶な登りの疲れがひいたら、体に疲労感がほとんど残っていないのには自分でもビックリ。
この疲労感のなさは、アミノバイタルの効果も大きいんでしょうけどね。

いい時間なので、空きスペースを見つけてここで昼食にします。
それにしても、目の前には空しかないというこの独特の高度感・浮遊感を味わえるのは
ここまで登ってきた人間の特権とでも言いますか、とにかく気分は最高です。

目の前には果てしなく広がる空



昼食休憩でおよそ1時間ほど休みました。
この後は、本来ならお鉢巡りで剣ヶ峰を目指すべきところですが、
現在の時間・体力・下山後の予定を考慮して、今回はこのまま下山することにします。
ご来光と共に、次回への持ち越しにしましょう。
一応、噴火口だけは見に行って…

噴火口 かなり急峻ですので注意!

後ろ髪を引かれながら山頂を後にしました。
ここからは砂礫の道をただ道なりに下っていくだけです。

延々と続く下山道…

しかし、この下りが実はくせもので…
最初のうちは地面全体が柔らかいので、砂場を歩くような感じで快適に歩けるんですが、
しばらく進むと、だんだん「表面に火山礫が浮いていて、その下の地面は硬い」というような
状態になってきます。
こうなると、表面の火山礫を踏んだ時にスリップしてしまうので、足に力を入れてスリップを
食い止めないといけない状態になり、歩くのに無駄に筋肉を使うようになってしまうのです。
1400mを登ってきた身にとって、これは結構な重労働です。
実はこの対策としてストックを持ってきていたのですが、車の中に置き去りに…_| ̄|○

結局今回は、登りよりもむしろこの下りの方で大苦戦することになりました。
あ、それともう一つ、この下山道は八合目で須走口下山道と分岐します。というより
今下りている道の終点が須走口で、河口湖口に行くには分かれ道を選ばなければいけないという
イメージです。ですので、このまま下りていくと須走口に出てしまって
大変なことになります。
我々はもう二度目なので知っているはずなのに、疲労で上手く頭が廻っていないのか
分岐を通り過ぎて少し須走側に降りてしまい、登り返す羽目になりました。
この体力だとちょっとの登りでもとても辛く感じますので、くれぐれもご注意を。


そんなこんなで、13:56にようやく五合目登山口に帰り着きました。
あー、下りは長かった!

五合目に帰還〜

下りは2時間強というところでした。登り始めてからここに戻ってくるまでおよそ8時間。
前回は11時間かかったことを思うと雲泥の差です(^-^)
広場で定番の(?)ソフトクリームを食べて、しばしまったりと過ごしました。



この後はおみやげを買って麓に戻り、こちらも定番の「富士眺望の湯 ゆらり」に寄って
温泉で多少なりとも疲れを癒していきます。
なお、「ゆらり」を選ぶ理由はズバリ、富士山から近いからです。特に不満もありませんし。
いつもいつも「ゆらり」なのも何なので、久しぶりに紅富士の湯あたりにも行ってみたいんですが
大体、富士山から降りてきた時は気力も体力も尽きてますので、つい近場にしてしまうんですよね。

温泉でくつろいだら、後は一路東京&栃木に向かって突っ走るだけです。
何気にここが一番疲れます(^^; 中央道はいっつも渋滞してるし…

…と、以上で今年の富士登山旅行は幕を閉じました。
全般的に天気に恵まれ、疲労も前回ほどではなく、楽しく登山することが出来て満足です。
いくつか心残りもありますが、それは次回のお楽しみということで
また次の登山に向けてトレーニングを怠らないようにしていきたいと思います。

EXIT