レビンの各種光源は軒並み白熱電球です。 まあ、当時の技術水準を考えれば当然かも知れません。 しかし、時は流れて今は21世紀――― さすがに電球の光は古臭く感じられるようになりました。 僕はもともと発光効率が低くて無駄に電力を食う白熱電球は嫌いで 自宅の白熱電球は全て電球型蛍光灯に交換していたくらいですので 車を購入したら、真っ先に全電球のLED化をしようと目論んでいました。 その実施第一弾がルームランプのLED化です。 ネットや店頭でいろいろ検討した結果、選択したのはLuxer1の製品でした。 なお、このLuxer1のLEDルームランプは白、青、ウォームホワイトの3色が選べまして 無難に行くなら白かウォームホワイトというところでしょうけど 僕のレビンはDQNカーを目指してますので、迷うことなく青を選択しました。 ----- そんなわけで取り付けてみました。 ちなみに購入は楽天でしたので自力取り付けになりましたが、 純正の電球と入れ替えるだけなので、特に苦労することはないでしょう。 …ただ、強いて言うと、コードが本体の外側に向かっているため、取り付ける前に 内側に折り曲げる必要がありまして、これがちょっと気になりましたね。 今後の製品では改善してもらいたいものです。 ↓さて、ではまずこちらが、純正の電球状態 ↓そして、こちらがLEDルームランプになります 青い!!!!(笑) いえ、青いのはもちろん分かっていましたが、 想像を遥かに上回る青さで思わず吹きました。 まさにDQNカーまっしぐらという感じでいいですねw なお、上の二枚の画像は露出を統一していますので 純正電球よりもLEDの方が明るいのがお分かり頂けるかと思います。 (グローブボックス下部や、助手席側ドアなどが分かりやすいですね) …ただ、人間の目というのは単に明度が高ければ明るいと感じるわけでもないようで 青の単色光源だと、いくら明るくてもやはり物は見にくいです。 そんなわけで、実用性はかなり低いかも(^^; 白の方は明るいと好評のようですので、 実用性を求める方は白にするのが賢明でしょうね。 ----- では、最後にまとめとして、メリット/デメリットを記載しておきます。 <メリット> ・純正電球より遥かに消費電力が低い ・初見の人から、「青い!」「エロい!」など、必ず何かコメントをもらえる ・サイケな気分が味わえる <デメリット> ・地図が見づらい(本末転倒www) |
Luxer1 LEDルームランプ | |
---|---|
品番 | RM-T004B |
部品代 | \5,775 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★☆☆ |
そんなこんなで、しばらくLuxer1のルームランプを使い続けてみましたが やはりあまりに青過ぎて不便だなあと思い始めてきました。 しかし、今から白のルームランプを買い直すのは間抜けですし そもそも白だと没個性過ぎて面白みがないですよね。 と、悩んでいたそんなある日のこと… ふとエネオスのガソリンスタンドの脇で停車した際に、何気なくガソリンスタンドの 照明に目を向けました。するとそこには白と青のライトが格子状に並んでいて 薄い青紫色のなんとも幻想的な光が降り注いでいるではありませんか。 「これだ!」と思いましたよ。 …とは言え、もちろんそんな色のLEDルームランプは市販されていません。 そこで、もうこうなったら自作してしまえ!という勢いになりました。 ----- LEDは、ネットで評判のいいショップを探し回って 最終的に「LED PARADISE☆エルパラ」さんで購入することになりました。 (余談ですが、ネットで有名どころのLEDショップと言えば、他にKとかSなんて ショップがありますけど、あの辺のショップの客とのやり取りを見ていると 正直、客商売をなめてるとしか思えませんでした。 本音と建前くらい使い分けてくれよ、子供じゃないんだからさ…) 使用するLEDは、設置スペースと拡散性を考えて 白色FluxLED(CH-HWT3B)と、青色FluxLED(CH-HB3B)に決定。 このLEDの最大定格電流(If)は30mAですが、白・青を直列で繋げるにあたって 白と青ではVfがちょっと違っていて、30mAぴったり流すのは怖いため 余裕を見て23mA流すことにし、抵抗は1/4W 180Ωを使用します。 なお今回はBA9sの電球ソケットから電源を取るため、逆流は気にする必要がないので 整流ダイオードは使っていません。 では、まずLEDを配置する基盤を、マップランプASSYの形状に合わせて切ります。 角は紙やすりで面取りしておきましょう。 こんな感じで。 このままだと基盤色でちょっと格好悪いので、白スプレーでペイントしておきます。 そしてFluxLEDを配置し、抵抗をつけてちょいちょいと配線・ハンダ付けして… はい完成。 …製作途中の写真は撮り忘れました_| ̄|○ LEDの配置が適当な事もあって、見栄え的にはかなりアレな出来栄えですね。 まあ、この基盤が直接見えるわけではないので、それはよしとします。 9V電池での点灯試験も無事成功。 あとはこれをマップランプASSYに組み込むだけです。 ----- では、実際に取り付けて車内で点灯させてみます。 色合いはどんな感じでしょうか? …おおう… 何ともコメントしづらい出来栄えですね(^^; 色合いはある程度狙い通りではあるものの(それでもまだ青に寄ってますが) 微妙に暗いです。上に載せたLuxer1のLEDとは露出が違うので比較できませんけど 実際に目で見る限りではやはり暗く感じます。 これは改善の余地ありですね。 とりあえず当面はこれで良しとしますが、いずれLEDの配置数を再考して 作り直してみたいと思います。 |
自作 LEDルームランプ Ver.1 | |
---|---|
品番 | --- |
部品代 | \1,500前後 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★☆☆☆ |
Ver.1のLEDルームランプを使い続けること2ヶ月半、ついに我慢できなくなり Ver.2の制作に取り掛かりました。 今回は前回の反省を生かして、以下の点を改良することにします。 ・LED数の見直し → LED数を白5:青4から、白8:青4へ 併せて色合いも白に寄せます。 ・電流の見直し → 前回は余裕を見て180Ωの抵抗で23mA流していましたが 特に点灯異常も発熱も見られないので、もう一声!ということで150Ωの抵抗に変更。 これで28mA流してみます。 基本的に作り方自体は前回と同じです。 なお、前回は基盤を白で塗装していましたが、少しでも明るくなればということで 今回は反射シートを貼ってみました。 そんなわけで、出来たのはこちら↓ うんうん、Ver.1に比べるとだいぶマシな出来栄えになりましたね。 LEDの配置も、Ver.1の頃のように奇をてらわずに、単純に配置しましたので マップランプASSYに組み込んで点灯させた時の見てくれもいい感じに↓ それでは本番、夜に点灯させてみましょう。 目論見通り明るくなっていればいいのですが… よしよし! 今回はかなり狙った通りに作れたようです。 明るさはかなり上昇しまして、これなら十分実用レベルと言えるでしょう。 色合いもまあ満足できるものになりました。 ちなみに、上の方に載っているLuxer1のLEDと比較すると暗く見えるかも知れませんが これは双方の露出が合っていないからで、Luxer1側の露出を合わせるとこんな感じです↓ 実用性は明らかにこちらが上ですね。 その代りエンターテイメント性はだいぶ失われてしまいましたが(笑) まだ明るさは「明るい!」というほどではありませんし、後席が暗かったりして 100%満足というわけではありませんけど、この後フットライトも増設する(予定)事も考えると ルームランプはひとまずこれで完成としておきます。 |
自作 LEDルームランプ Ver.2 | |
---|---|
品番 | --- |
部品代 | \2,300前後 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★★☆ |