このレビンを購入した時、ポジション球はノーマルのハロゲンバルブでした。 このハロゲンバルブは無駄に5Wも消費する割には明るくありませんし 第一、色合いがいかにもこの車の古さを強調しているようで 楽しくありませんでしたので、LEDに交換することにしました。 この当時(2007年11月)はまだLED球自作のスキルはありませんでしたので 市販品の中から選んだのが、この「超TERA 6500」です。 市販のLED球は暗くて実用性が低いものが多い中、この超TERAシリーズは 明るいことで評判が良かったのが決め手になりました。 実際の明るさですが、上の比較画像を見て頂ければ明るさの差は一目瞭然ですね。 左のノーマルバルブと比べて明らかに明るく、また色合いも青白で かなりクールな感じになりました(・∀・) 価格がちょっと高いのがネックですけど、10ヶ月ほど使用しても(≒毎日1時間点灯) 僕の環境では球切れを起こすこともなかったので、価格なりの品質はあると思います。 個人的には十分満足できた商品でした。 |
PIAA 超TERA 6500 | |
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品番 | H-376 |
部品代 | \7,600 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★★☆ |
さて、そんな感じで超TERAに満足していたものの、 LED球作りたい病にかかってしまった僕は 無駄にLEDポジションランプを自作してしまったり(^^; 最初に作成したLED(Ver.1)は、5mm砲弾×3+FluxLED×3の構成で 超TERAをも凌ぐ明るさの、それなりにお気に入りのものでしたが 半年ほど使用したら熱でやられてしまいました。 (外見写真は残っていませんが、今ネットを廻っていたら「らいと兄弟」さんのところの "超拡散6灯LEDポジション球"がまさに同じ設計でした。使用しているLEDもほぼ同じ。 もちろん僕のはこんなに綺麗には出来ませんでしたけど 考えることはみんな同じですね… 次は違う形にしようっと) 今は亡きVer.1の雄姿(左:超TERA / 右:Ver.1) レビンはヘッドライトとポジション球が同じハウジング内にあるので やはり環境としては厳しいようです。 設計には余裕を持たせたつもりだったんですけど残念。 ということで、消費電力を落として再度同じものを作っても良いのですが Ver.1は日亜のLEDを使用していて材料費がかかっていましたし 作るのも面倒(汗)なので、今回はエルパラさんから最近発売された 新パターンのT10/6LED基板を使用して、お手軽ポジション球を作ることにします。 ----- 材料は、エルパラさんのところに書かれている通り、 ・T-10 6LED基板 (新パターン) ×2 ・小型1/4W 240Ω抵抗 ×4 ・スイッチングダイオード 1N4148 ×2 ・T-10ウエッジベース A型 ×2 ・お好きな3mmLED ×12 となります。 LEDを3mm砲弾にするか、3mm円筒にするかは判断が難しいところですね。 両者の芯材が同じなら円筒でいいんですが… ちなみにいずれにしても、LEDは安い中国製のもので十分だと思います。 (色合いがちょっと青いので、車検に通るかどうかは保証できませんけど) 僕は日亜のNSPW300DSが余っていたのでこれを使ってしまいましたが 実際のところ、この300DSと中国製の3mm砲弾LEDでは 明るさに差異はほとんどありませんでしたから、コスト的にもったいないです。 それに300DSはツバありなので、LEDを基板に収めるのに苦労しました。 ----- 組み立て方法は、エルパラさんのところの説明をご参照下さい。 小さいのでちょっと大変ですけど、作業自体は単純です。 はんだ付けをできるだけ小さくしておくと、このようにウェッジベースに きちんと納まります。ちなみにこれは2個目で慣れていたから出来ましたが 1個目ははんだを盛り過ぎてウェッジベースから1mmほど浮きました(^^; はんだ付けする時に、LEDの足を短く切っておくとやりやすいかも。 ウェッジベースと基板は「セメダイン スーパーXG」で接着しました。 この接着材は耐熱温度の上限が120℃と高いので 今回のように熱くなる場所でも使えて便利です。 ※ちなみに、NSPW300DSは指向性の高いLEDで そのままではスポット光になってしまいますので、拡散キャップを使用しています。 この辺りでもNSPW300DSがいかに今回の目的に合ってないか良く分かりますね(汗) ----- ともあれ、完成し点灯試験も問題ありませんでしたので、 車に取り付けて超TERAと比較してみましょう。 向かって右が今回作成したLED、左が超TERAです。 ちょっと分かりづらいですけど、やはり超TERAの明るさには一歩及びませんね。 それと、拡散キャップを使用しているために光芒がマイルドになっています。 超TERAの方がいかにもLEDっぽいシャープな光で好みだったり。 でも、拡散キャップを使ってこの明るさと言う事は 通常の80°拡散の3mm砲弾LEDで作成すれば 超TERAにかなり近いレベルになりそうですね。 費用が超TERAの約四分の一であることを考えると、自作の手間を考慮しても コストパフォーマンスは抜群と言っていいんじゃないかと思います。 |
自作 LEDポジションランプ Ver.2 | |
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品番 | --- |
部品代 | \1,800前後 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★☆☆ |
Ver.2は明るさの点でPIAAには及ばなかったので しばらく使っているうちに我慢できなくなり、Ver.3の製作に着手しました。 方向性としては、Ver.2の改良版になります。 まず、正面方向の3mm砲弾×6は、拡散性を重視して3mm円筒×6に換えます。 次に、それでもやはり側面方向への光が弱いと推測されますので いつもの(?)FluxLED×3のトライアングル構造も併用することにしました。 では製作を開始します。 最初は3mm円筒×6の部分から。これは基板に半田付けするだけなので簡単ですね。 使用したLEDはLP-HWD3C。1個\40の安物LEDですが、まあいいでしょう。 続けて、側面照射用である、FluxLED×3のトライアングル部分を作成します。 使用するLEDは日亜のNSPWR70CS-K1、そう、いわゆる"雷神"です。 1個\250の高級LEDが果たしてどれだけ明るいのか、今から楽しみ(^^ ちなみに雷神のIfは50mAですが、熱でダメになるのが怖くて少しでも発熱を抑えたいため 今回は30mA程度しか流していません。(抵抗値は忘れましたが150Ωか160Ω) テスターで試してみたら、50mAと30mAでは明るさが大分違いましたけど 30mAでも十分明るいので良しとしました。 後は、両者を結合して終わりです。 はい完成♪ 車体に取り付けて過去のLEDと比較してみましょう。 なお、今回は明るさの差を明確にしたかったため 同じ構図・露出で、Ver.2、超TERA、Ver.3を撮影して、Photoshopの ヒストグラムで比較してみました。 これで、主観ではなく数値で比較できるようになりますね。 結果は次のようになりました。 明るい明るい! さすが雷神、噂通りの照度ですね(^^ おかげでVer.3は超TERAを見た目的にも数値上でも上回ることができました。 自作品で既製品を性能的に上回るものを比較的簡単に作れるのが 自作LEDの醍醐味ですよね〜♪ あ、でも、耐久性的にどうかは未知数ですが… そんなこんなで、(色の問題は置いておくとすれば)今回のVer.3はおおむね満足です。 でも、こうして雷神の威力を知ってしまうと、更に明るさを求めたくなってきたり。 雷神×9で作ってみたらと思うと… いやいや、やりませんけどね(^^; |
自作 LEDポジションランプ Ver.3 | |
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品番 | --- |
部品代 | \1,600前後 |
技術料 | --- |
満足度 | ★★★★☆ |