DIARY  2014/01
2014/01/03
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

恒例の年越し登山、今回は遂に北アに挑戦…のつもりでした。
もちろん難しいところには行けませんから、12/31に西穂山荘でテント泊し
1/1は西穂・丸山でご来光を見て下山、という予定だったのですが、
いざ新穂高温泉に行ってみると現地は雪で、山頂付近は視界ゼロ。
1/1は更に天気が悪くなるので、ロープウェイも運行できないかも、とのこと…

一晩中テントの除雪をして夜を明かした上に、元日は登山も下山もできず
テントの中でただ一日過ごすのでは、もう何しに行ったのか分からなくなるので
このプランはあっさり中止になりました。

「山のいいもの屋さん」のfacebookによると、31日から1日にかけて積雪60cm、
 初日の出は見えず、ロープウェイも動いたり止まったりだったそうです。
 行かないで良かった…(;・∀・)


とはいえ、ここまで来たからにはせめてどこかの山から初日の出を見たいところ。
ところが、北アはもちろんのこと、中央アルプスも天気は良くなく、八ヶ岳も完全に雲の中。
南アルプスは晴れそうでしたが、夜叉神峠から南御室小屋まで5時間登る気力はなく…
ということで、今回は三ッ峠山でお気楽登山することにしたのでした。

■三ッ峠山 初日の出登山

さて、その三ッ峠山、登山記録を書くほどの行程でもありませんでしたので
ここで簡単にご紹介。

まず、今回のコースは最も楽な「三ツ峠登山口」から山頂を往復するコースにしました。
マップをお借りすると、これの一番上の紫色のコースですね。
登山口は国道137号から県道708号をしばらく登ったところにあります。
(708号は冬期は河口湖側からしか進入できませんのでご注意を)

三ッ峠登山口

登山口にはありがたいことにトイレがあり、冬期も使用可能です。
なお駐車場のキャパは20〜30台と言われているようですが、これは無雪期の話で
この時期はご覧の通り、普通に停められるのは10台少々といったところでした。

ご来光目的で来る登山者が多いので、元日の1〜2時頃には車で埋まってしまいます。
確実にここに停めたいなら前日から来て山荘に泊まるか、車中泊することになりますね。
(停められない場合は少し下のバス停付近の路肩に停めるスペースがあります)
ちなみに、登山口周辺はもちろんのこと、708号は下の方から雪道になっていますので
スタッドレス以上の装備は必須です。


駐車場からは林道を1時間15分ほど登っていけば三ッ峠山荘にたどり着きます。
林道は、最後の四季楽園方面と三ッ峠山荘方面に分岐するところまでは一本道なので
迷う心配はないでしょう。
なお、軽アイゼンが要るかどうかはその時の状態次第ですね。
今年は雪が凍結していなかったのでなくても歩けましたが、せめてチェーンアイゼンくらいは
持って行くと安心だと思います。

分岐から三ッ峠山荘方面に少し歩くと稜線に出て、左手には三ッ峠山荘、右手には展望台が
あります。どちらからも富士山方面に展望が開けています。

2014年 初日の出

小屋前からの初日の出。あけましておめでとうございます。

三ッ峠山 展望台から富士山を望む
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こちらは展望台からの富士山。
毎年毎年、元旦は富士山ばかりでマンネリ化してますが、これは撮らずにはいられません。
さすがに日本を象徴する山だけあって、眺める分には見事なものです。
登ると面白くないですが…(^-^;


さて、本来はこの先、あと15分ほど登ったところにある開運山(≒三ッ峠山)がゴールになります。
でも、ここで初日の出も富士山も見てしまったので何となく満足してしまい、今回はここで終了。
来た道を駐車場まで戻り、往復2時間ほどで新年初登山を終えたのでした。

高い山には雲が

なお余談ですが、北アや八ヶ岳はやはり一面雲の中。
どうも三年に一回くらいしか元旦の晴れは期待できないようです。来年はどうなることやら。


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