DIARY  2013/02
2013/02/06
みなさん、新年は思い通りのスタートを切れていますでしょうか?

僕は、前回「今年も張り切っていきましょう!」と書いた、まさにその1/3から風邪を引きまして…
そこから扁桃腺炎になり、更に気管支炎になり…と、病状は二転三転。
先日になってようやく咳が収まってきました。

ほぼ一ヶ月まるまる病気だったことになります。
これ以上ないくらい最悪のスタートでした…_| ̄|○


しかし、1月は26-27に都岳連の雪山教室・実技第二回の富士山山行があるわけで、
それまでずっと伏せっていたのでは体力も落ち、訓練について行けなくなるのは確実です。
自分の中でこの富士山講習は非常に重要なので、これを無駄にするわけにはいきません。

ならばやむを得ない、事前準備で山に行くのだ! たとえ病に侵されていても。

ということで、1/20は、三年前に敗退した西吾妻山にリベンジに行ってきました。
ところが…

ここは八甲田山か!?

見てくださいこの昭和チックな画像。まるで「八甲田山死の彷徨」の現場かと思うほどです。
iPhoneのカメラは条件が悪いところではとことんダメですね。

この日は朝からずっと雪。
視界は100mあるかないかで、歩いた跡も10分も立てば消えてしまうほどと、前回より遙かに悪条件でした。
二回連続で途中敗退は悲しいので、一応、西大巓の山頂は踏んでおきましたが
灰色の世界の中を西吾妻山に向かおうという気力はなく、そのまま下山。

う〜ん、この時期の裏磐梯はなかなか晴れませんねぇ(´・ω・`)
太平洋側の安達太良山あたりは快晴なんですけど…

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結局、この山行で体力はつかず、むしろ体調は悪化してしまったのですが(当然だ…)
この頃になると病状は気管支炎になっていて、他人にうつす恐れがなくなりましたので、
症状は葛根湯でごまかしつつ、期待の富士山講習に行ってきました。

超ピーカン!

五合目の佐藤小屋を拠点にして、二日間の雪上訓練。
講習内容は、アイゼンあり/なしそれぞれの状況での雪上歩行と、滑落停止がメインです。

訓練の前に「滑落停止の技術よりも、まず滑落しないように歩けることが重要」という言葉がありましたが
これは自分が雪山を始めてからかねがね思っていたことでして、
教則本を読んでその通りに歩いているつもりでも、雪上歩行というのは
独学ではなかなか身につかないものなのです。
これまでに行った雪山では(たとえ実際には危なくなかったとしても)きちんと歩けている自信がないため
常に不安がつきまとっていたのでした。

ですので、今回の講習は本当にためになりました。
ソロだと、リスクのあることはしない=いつまで経っても一定のレベル以上に上がれないのに対して、
講習では安全が確保されている状態なので、普段しないことにチャレンジできるわけです。
いつもならアイゼンを付けてしまうような斜面を、ツボ足のキックステップで歩いてみたり、
アイゼンでもビビってトラバース気味に降りたくなる下り坂をまっすぐ下ってみたり…

今回教わった技術は基礎中の基礎ですから、これでどこでも歩ける、というわけにはいきませんけど
「基本はこうだ」と知ったことで、これからの雪山登山経験を自分の成長に繋げていける気がします。
二日間ありがとうございました。

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さて、基礎を学んだからには後は実践あるのみ!
ということで、2/3は去年敗退した浅間山(前掛山)にリベンジしに行ってきました。

ウィニングロードのはずが…

去年と違って、今年は超絶快晴。
これまで登った雪山の中でも群を抜く、とてつもない展望が広がっていまして
山頂直下のシェルターにたどり着いた時は勝利を確信したのですが…

実際には2478ピークでまさかの敗退_| ̄|○
前掛山の山頂まで残りはわずか300m。でも、このたった300mが進めなかったのでした。

これまでいろんな山で敗退をしてきましたけど(熱中症、水不足、悪天候、etc.)
実力不足で敗退したのは初めてかも。悔しいので、いつか登山記はアップしておきます。


■アクアリウム

今日の60cm水槽。

60cm水槽

前景のキューバパールグラスとショートヘアーグラスはおおむね展開完了しました。
底床は溶岩砂ですが、そこそこ調子はいいようです。
不調だったグリーンロタラも息を吹き返してきています。

ただ、やっぱりまだコケるんですよね。
う〜ん、直射日光水槽は難しい…


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